信者と書いて儲けと読む



 この言葉は宗教とは関係ありません。自分の置かれた環境を楽しんで生きるということを表した言葉です。
 まず、今日一日をきっと良い日だと信じてみることから始めましょう。朝起きたときから良い日になると信じれば、自分のまわりの人やものを見る目が違ってきます。そのような目で眺めると、いつもは見逃していたちょっとした良いことが見えてきます。
 たとえば、朝早く目が覚めたとか、昨夜雨が降ったから緑がきれいだとか、外で小鳥のかわいい鳴き声がするなど、気をつけていれば気分を良くしてくれる些細なことです。
 儲けとは、そのちょっとした良いことなのです。儲けというと、ついお金ことばかりを考えてしまいがちですが、気分の良いことも儲けの一つです。得したなと思うことは、すべて儲けです。
 そう考えると、小さな儲けは数限りなくあります。儲けは随所に散らばっているのです。それに気づいてほしいのです。
 毎日の生活に存在するもの、生活の中で起こることの中に、一つでもいいから楽しみを見つけてみてください。楽しみを見つければ、その喜びであなたは心おだやかに生活することができます。
 そうすれば心の余裕ができ、小さな儲けを人に分けてあげることができます。やさしい言葉をかけるとか、ゴミを拾うとか、重そうな荷物を持っている人を手伝うとか、このような、ほんのちょっとした良いことをすれば、あなたには自分一人の楽しみを見つけるのの何倍もの喜びと出会うことになります。その日一日はとても気分よく充実した日を過ごせるはずです。
 「あっ、そうか」という小さな発見は毎日あります。それを続けてゆくことは、毎日喜びに出会うということです。その喜びがあなたを輝かせ、まわりの人をも照らしてゆくことになるのです。


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